中嶋 政治

印刷の自由と面白さを
加工を支点に創造する人

中嶋 政治 Seiji Nakashima

Profile

加工課 課長(1989年入社)

印刷と加工業務の経験で培われた高い技術を駆使し、紙で実現される新しいものづくりに常に挑戦する、当社きってのクラフトマン。全国各地から当社に寄せられるクリエイティブかつユニークな依頼にも、確かな想像力と、持ち前の探究心で応え続けている。

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進化を続けてきた当社と
ともに変わってきた仕事

高校時代に印刷屋でアルバイトをしていた経験から、印刷業への親しみを感じ、グランド印刷に入社して35年が経ちました。会長や社長の温かい人柄が作り出す会社の居心地の良さもあり、病気で休んだことが一度もないほど、長く印刷業に携わっています。
その間、時代の変化とともに進化してきた当社の姿も、間近で見つめてきました。入社当初は、シルク印刷を専門としていた当社でしたが、インクジェットによるフルカラー印刷などの新技術が次第に導入され、業務の幅が広がるなかで、私自身もシルク印刷から加工担当へと業務が変化していきました。今では、従来守り続けたシルク印刷に加え、新しい印刷技術や専門的な加工技術を取り入れ、多様な製作ニーズに応える企業へと成長しています。
常に技術とともにある印刷と加工の世界に身を置く以上、技術を支えるための日々の勉強は、今でも欠かせないもの。休日にも、立ち寄った先ではつい新しい材料や道具が気になり、その使い方を確かめ、「次はなにをつくれるだろうか」と想像することが、すっかり習慣となっています。

中嶋 政治

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印刷からアクセスする
エンターテイメントの世界

当社は現在、関東圏を中心にエンターテイメントやイベント関連の仕事を数多く手がけています。全国の多くの印刷会社の中から当社が選ばれる理由は、印刷から加工、サイン製作までを一貫して社内で行い、クオリティの高さはもちろん、スピードやコスト面でもお客様に貢献できる仕組みを整えているからです。
また、「作ってほしい」というお客様の要望に対して「必ず応える」という強い信念が、当社のものづくりを支える柱となり、今日の成長を支えてきたのだと考えています。
仕事では、前例のない仕様に挑戦することが日常であり、バラエティ番組や映画、生放送のステージ、有名イベントなど、数多くの人々が目にする場面で使用される特殊な大道具やセットの製作に携わることが多くあります。そのため、現場での施工やセッティングのため、工場を飛び出し全国各地を飛び回ることもしばしばです。自分が手がけた作品を街中やテレビ画面で見かけたときの喜びは、この仕事の醍醐味であり、続けていく上での大きな原動力となっています。

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自由と可能性を引き出す
「強度」の保証

「お客様にもっと楽しい、面白いものを提供したい」という思いの前提には、当社が大切にしている「強度」の保証があります。使用するお客様の安全を最優先に考え、例えば壊れたり、風で飛んだりすることがないよう、どんな環境にも耐えうる素材選びや設計に細心の注意を払っているのです。
特にサイン製作では、完成品がどのようなシーンで使用されるかを想像しながら作業を進めることが不可欠です。そのため、どの距離で人々に見られるのか、どのくらいの期間、どんな環境で使われるのかなど、あらゆるシーンを想像し、正確に計算を行った上で設計しています。
もしも納品のスピードが求められる場合でも、すべての懸念をクリアし、納得のいく製品を提供することは、唯一と言っていいほどですが、私たちの譲ることができないポリシーです。もし不安があれば工程を一つ戻して確認し、一つひとつ丁寧に進めていく。小さな努力の積み重ねが確かな基盤を作り、これからも無限の可能性を持つ私たちの印刷事業を支えていくのだと、私は信じています。

中嶋 政治

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