本社営業部 兼 管理部 主任(2014年 社会人採用)
音楽学校を卒業後、民間企業で事務職を務めたのちに出産を経験。育児に奮闘するかたわらで、一念発起して簿記を取得し、仕事復帰後は税理士事務所勤務を経てグランド印刷に入社する。現在は営業部 兼 管理部として資材管理、営業サポート、ECサイト運営を担当する、当社きっての頼れる“伴走者”。
人に寄り添う3つの仕事から
より良いサービスを支えていく
これまでに長く携わってきた経理の仕事。仕事復帰の場所の選択肢は「経理」あるところ、そのすべてが考えられましたが、そんな時に目にしたのが、“紙の鳥居”を作ったことで話題となり、ある時にニュースで見かけた、グランド印刷の求人でした。「せっかくなら、面白い会社に勤めてみよう」と、入社を決めた当社ですが、今では経理から領域を広げ、営業部と管理部を兼任、3つの担当を持ち、あらゆる面から人に寄り添う仕事を担っています。
そして、各製造部や営業部から依頼される資材の発注、入荷のスケジュールを管理する「資材管理」、運営会社や当社の製造部、デザイン部との連携を図りながら、ECサイトの受注対応、在庫管理、商品登録などにあたる「ECサイト運営」、営業スタッフに代わり、材料の手配、納期の確認と回答、見積書作成などを行う「営業サポート」の3つの担当では、いずれも入社以来、積み重ねてきた資材の知識がベースとなり、お客様のご希望に寄り添う納品サポートや、昨今ではECサイトで販売する新商品の企画にも生かされてきています。
「だれかの次の一手を止めない」
資材管理という縁の下の力持ち
私の仕事は、その次にだれかが必ず控えている仕事です。例えば発注をして資材が到着しないことには生産ができませんし、ECサイトの対応が遅れるとお客様へのお届けも滞りますし、納期や見積もりを算出しなくては、営業部の対応に遅れが生じます。
故に、みなさんにとっての次の一手を止めないためにも、仕事で強く意識していること、それは他ならぬ「スピード感」です。いくつものことを同時並行し、分刻みで対応しながら「次はこれを、早くあれをしよう」と頭を巡らせる、忙しない毎日。とりわけ、取り扱う幅広い印刷手法とともに、使用する材料も豊富な当社での資材管理では、コアな資材を調べたり、限られた時間の中で納期や価格のご希望に沿うものを探したり、膨大なロット数を確保することもありますし、材料の発送日や納品日にも関わる発注管理していることも多く、常に緊張感が伴う業務が続きます。
しかし、どんな話がいつやって来ても、いつでも「在庫ありますよ」と言えるようしておくことが私の仕事。私が直接、お客様に接する機会こそ少ないですが、このように縁の下から働きかけることで、お客様から「無事納品されて安心した」というお声をいただけたのだと聞くと、その疲れもスッと癒される毎日でもあります。
常に新しいものを作り続ける
当社であるために「集めるもの」
当社の資材を一手に管理する立場となってからは、街中に出かけた時、通りがかりの看板やパネルなどを見かけては、ついつい素材を見てしまう癖がついてしまいました。それは必ずどこかが、だれかが作っているわけで「これを作るにはどうすればいいんだろう」と、イメージを膨らませる習慣が、すっかり身に付いてしまっているからです。
工場もオフィスと直結している当社では、お客様からのお問い合わせがあれば、資材を手に取りつつ「どのような手法なら実現可能なのか」と工場スタッフに相談するため、両所を行き来することもしばしば。そんなやりとりの中にも、資材が現場でどのように加工され、どのような点に留意されているのか、実際に手を動かし、扱うスタッフの声があり、日常の中で知識という材料のストックも、自然と集積している私がいます。
それも、お客様が求めているものの意図や希望に限りなく近づけるよう、材料という視点から、なんでも応えられる自分でありたいと思えばこそ。常に新しいものに期待されては挑み、作り続ける当社では、真新しい資材に出会い、最良のものとなるために巡らせ続ける日々ですが、これからも、そんな風に走り続ける当社であるように、すぐ側で伴走できる私でいたい思います。
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