本田 浩昭

営業としての素材を集めて
“ものづくり”を考える人

本田 浩昭 Hiroaki Honda

Profile

営業部 東京支店 (2018年 キャリア採用)

オフセット印刷を取り扱う東京都内の印刷会社から、当時は未経験だったサインを得意とするグランド印刷に心惹かれ2018年に入社。長年に渡り同業者の営業という立場から当社を見つめてきた本田は、その頃からすでに当社の“強み”を現場で、肌で感じていた。

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ずっと同業者の立場から
見つめてきた「グランド印刷」

当社に入社する前から、私は印刷にまつわる営業の仕事にここ、東京で携わってきました。他社に勤めていた頃からグランド印刷のことは知っていて、過去には当社へ印刷を依頼したことも。同業者としての経験から「印刷」というものを扱うさまざまな会社や現場の特徴への知見を持っていた私でしたが、それでもグランド印刷の強みには目を見張るものがあったことを、今でも覚えています。
そのことが感じられたのは、注文にとても正確なうえ、丁寧にパッケージが施された当社からの納品物を実際に手に取ったとき。それは当たり前のように思われますが、そうにもいかない現場も多く経験してきた私にとっては、非の打ち所がない、ということこそが素晴らしく感じられることでした。
のちに入社して分かったのが、その正確な提供にも背景があったということ。それは、手書きなど、属人的な管理に頼らない当社ならではの管理システムの活用と、なによりも営業と職人が隣り合うようにコミュニケーションを図ることで、両者のノウハウがスムーズに行き交う、フラットな現場のあり方によるものだったのです。ゼロから作り出すものに両者から知恵を出す、お客様への提案を考える。「できない」ことでなく「できる」ことを共に考える仕事を、私は当社で初めて経験できた気がします。

本田 浩昭

02

生み出したいのは
“人が動く営業としての価値”

当社が得意とするサインはもちろん、イベントも多く開催される東京都内では、出力パネルやダンボールディスプレイのご依頼も多数お受けしています。そしてお客様にとって、他社やネットプリントなど、昨今は一層多様化する選択肢のなかで、私たちをどう選んでいただけるのか、そこでどう動いていけるか。そのことを常に考え、当社の強みを生かす営業としての仕事に打ち込んでいます。
そのためにも一番大切なことだと実感しているのは、例えどんなことを相談されても、必ずなにかを打ち返すことができるよう“素材”を蓄えておくことだと思っています。「印刷加工や色味のこと、それらをどう掛け合わせたらいいのか」「荷重や日数にどう耐えられるか」…“素材”、それは案件によりさまざまな仕様が検討される時、確かな情報や可能性を素早く届けるための経験や知識であることはもちろん、そこから一歩進んだ提案を持っていることでもあります。
ここに、人が動く営業としての価値があるのではないかと思うから。つい無駄になりそうなくらい、いくつも提案を考えてみてしまうのが、時に少し反省するところではありますけどね。

本田 浩昭

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営業としての“ものづくり”
当社にしかできない印刷

当社では印刷の枠を超えて、常に新しい商材の取り扱いにトライしていること、自社工場もあり、そこへ気軽に足を運んで新しい機械や素材を見ることができる環境も助けとなり、そこで「今度からこんな組み合わせもできるかもしれない」と想像していたことから新しいものが生まれる、そんな面白いことが起こる時があります。
つい最近も、とてもワクワクしたお仕事がありました。とある有名店から依頼された、小さなショップカードのこと。小さなものではあるけれど、お店の大切なこだわりを印刷仕様としても表現したいという、特殊印刷のご相談でした。通常は印刷機を通らないような特殊紙に、前例のない印刷をかけるというもので、職人さんにも何度も掛け合い、仲間の印刷会社さんも巻き込んで、もはや肌感覚でしか捉えられない印刷物を完成させることができたんです。
その質感、形にはお客様にも本当に喜んでいただけて。各所の持ち味や技術を掛け合わせることでものづくりにも関わることができる、営業の妙を強く感じた経験となりました。これからも、予想もつかない仕事を楽しみにしていたいです。

本田 浩昭

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