OLDGEAR様がアートリノベーション賞受賞!
「リノベーション・オブ・ザ・イヤー」は、リノベーション協議会が主催する、
その年を代表するリノベーション作品を選別するコンテストです。
2021年は、コロナ禍において計画された作品が対象となっており、
アフターコロナの住生活の方向性を見据えた作品が多数エントリーされていました。
その中、いつも弊社壁紙ブランドArmsのオリジナル壁紙をご利用いただいている
OLDGEAR様 の建築作品 「凝縮した水分が残す軌迹。光と潤いのスペクトル。」 が、
アートリノベーション賞を受賞されました。
通常、オリジナル壁紙は、壁面施工ができる“不燃塩ビ素材”に印刷をおこなっていますが、
今回は“透明シート”に印刷をし、LDKにある内窓のガラスに施されました。
日本画家、張 彬文(チョウヒンブン)氏の描かれた画題 『雫‐5:10AM』が、
見る角度や光源の色などにより表情を変えるアートとして空間に馴染んでいます。
施工は、同じ北九州市で三代続く硝子施工の技術を継承するIGDesign様です。
リノベーション・オブ・ザ・イヤー選考委員会のルームクリップ株式会社、徳島 久輝氏が、
この作品を講評されていました。
「アートの楽しみ方を追求。単に絵画やオブジェを飾るだけではなく、壁の一部をガラスにし、
さらにアートを施すことで、部屋全体をまさにひとつの「作品」と見立てている。」
この講評はOLDGEAR様のプロジェクト『Artctuary🄬アートクチュアリ』を象徴されています。
「何気ない毎日の暮らしの中でアートに触れる空間をつくりたい」
「建築デザインと融合させた文化的で豊かな暮らしを提案したい」という想いで、
いつも新しいチャレンジをし、唯一無二の作品づくりに取り組まれているOLDGEAR様。
過去にも、さまざまな賞を受賞されていますが、
今回のアートリノベーション賞は『Artctuary🄬アートクチュアリ』の真髄が評価された、
とても相応しい賞だと感じました。
建築作品の中には、張 彬文(チョウヒンブン)氏の描かれた原画も飾られています。
この部屋のために描かれた世界にひとつだけの絵画です。
透明シートに印刷されたものよりも、原画のほうが幻想的な透明感があります。
絵画の持つ質感や色味、そして世界観を壊さないように写し取ることは、
細心の注意を払い、とても緊張感を持つ作業です。
しかし、OLDGEAR様の栄えある受賞を知り、
微力ながらお役に立てたのではないかと、晴れやかな気持ちになりました。
OLDGEAR様、本当におめでとうございます!
今後も素晴らしい作品を楽しみにしております。
Armsでは、お客様の入稿データによるオリジナル壁紙の制作も承ります。
施工する壁サイズに合わせた壁紙の制作をする
まさに「世界にひとつだけの、あなたのためだけのオリジナル壁紙」です。
お気軽にご相談ください。