営業部 部長 (2008年 キャリア採用)
印刷会社をはじめ、他業種も含めた企業でのキャリアを重ねたのち、2008年にグランド印刷に入社。入職から間もない2009年から、当社にとって新たな舞台であった東京で新支店の立ち上げと、新規の道づくりに挑んできた果敢な“開拓者”は、今なおその一線を「とある信念」とともに走りつづけている。
東京進出、試練の時代でも
挑戦しつづけた日々のこと
数字が動くすべての部署を管轄する責任者、営業部の部長として、東京、遠くは東海、関西、中部地方、本拠地である福岡と、全国を飛び回る日々。重ねて東京支店の営業として担当を持つ、現役のプレイヤーでもある私は「面白い会社で、東京へ行って勝負してみたい」と前職から心機一転、当社へとやってきました。その直後に任された、東京支店の立ち上げ。この経験が、今の私の仕事を支える土台になってくれています。
2009年に現社長と2人で0からスタートした東京支店は、お客様はもとより、協力会社や材料の仕入先も、その1つ1つを回って探して、やっとの思いで生み出した拠点。その立ち上げの苦労はさることながら、なんといっても大変だったのは、未曾有の試練がいくつも立ちはだかった苦難の時代のこと。リーマンショック、東日本大震災、新型コロナウイルス感染症のまん延など、社会と企業に激しく波打つ厳しい時代を、何度もここで乗り越えてきました。
そこに耐えられたのは「覚悟として撤退はしない、絶対に開拓する」のだという強い気持ちで、成功と常に「今」できることを信じ、規模縮小を選ばずに勝負をつづけてきたから。今では東京でも、大手の企業様とお取引をさせていただくまでになった今日の姿を、当時の自分はどんなに喜ぶでしょうね。
「笑い合うちから」で
人が育つチームをつくる
常に社会の動きと隣り合わせる厳しい現場の姿をずっと見てきたからこそ、私は大切にしていたいことがあります。「自らが笑うこと」そして「笑い合う」ことで、心を開いて話がしやすい土壌づくりを率先して行うことです。
仕事はもちろん、まずは一生懸命が基本。でもそこには「笑い」があってこそだと思うんです。それは設備や機械よりも人を大切にするという、前社長から現社長へと自然と受け継がれてきた我が社の風土のもと、私も育ってきた背景も重なってのことだと思うのですが、みんなが話しやすい場づくりに取り組むことで、自由な発想や、思いがけないアイデアをいつでも受け止められる職場を目指していたいです。
加えて社員の成長を感じ、その瞬間に立ち会える機会を増やすためにも、それを常にキャッチできる自分であるために、部下へのまなざしや成功評価は敏感に捉えていたい。部下たちには成長から発展して、これからも多くの成功体験を積んでほしいと思っています。それが自信になりもう一歩伸びる、そこから次に繋げていってほしいです。近年は、目覚ましくチャンスの間口が広がっている当社ですから。
働くおもしろみを生む
新事業開発、その心は
どんどん新しい事業をつくり、歩みを止めない。進化しつづける会社。当社の今を表現するとすれば、そんな言葉がふさわしいでしょう。現社長の着任以来、当社は現在、新事業開発による経営多角化に進んでいます。今後は50もの新事業開発を目指すことで、幅広い商材を動かす柔軟なスキーム構築に取り組んでいるんです。
近年では実際に、毎年のように新事業が立ち上げられ、裾野を精力的に広げているところ。近年はさらに、その可能性は「印刷」の枠すら超えてきています。結果として印刷に関わり、書き筋さえ見えていれば、仕事は形にこだわらず携わってみても構わない。例えばラーメン屋さんを作れば、付随して看板やチラシ、ポップも作ることができる。店長をやりたいという人がいるなら、それだっていいかもしれません。それはそれで印刷の糧になるし、社員を伸ばす可能性の一手を増やすことにも繋がります。
これが、収益増大を図ることの手前に「社員が働くおもしろみを実感できる会社づくり」への強い思いが込められる、当社ならではの新事業開発の姿。きっとこれからも、当社は面白くなると思います。ぜひ、楽しみにしていてほしいですね。
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