「不動産・住宅業界を応援する」シリーズ№1

Ryoko

こんにちは、グランド印刷の小泊です。初登場です。

会社のホームページをワードプレスでリニューアルしたおかげで

自身のブログはまったく更新しなくなりました。

2つはなかなか厳しいです・・・

今後は「不動産・住宅業界を応援する」シリーズとして

定期的に登場しますので、よろしくお願いします。

「住環境」と「デジタルプリント」の未来について

デジタルプリントの進化と、

プリンターに適応させる為に続々と登場する新素材の組み合わせにより、

我々の選択範囲は日々広がり続けています。

お客様の好みや用途、またはコストなど様々な条件から適正な物を選ぶことができる・・・

という選択肢が広がる一方、

世の中の多くの事は、「現状で特に問題ない」というなかで

新しい商品やサービスを市場に広めてシェアを伸ばして行くのは

簡単な事ではありません。

そんな中でも、スマホの普及のように確実に流れが来ていると確信出来る物が

あります。

住宅市場でいう「中古リノベーション市場」などもその1つです。

そうです・・・我々の業界では今まさにデジタルプリント壁紙

ニーズが急速に高まる時代が来ようとしています。

世界の壁紙総量は46億㎡(前年比2.2%増)と推定されています。

そのうち、

既製品を除く、デジタルプリント浸透率は

商業施設、店舗、イベント・・・29%

オフィス、ホテル、レストラン、医療施設、学校・・・3%

住宅・・・1%(日本は、ほぼ0%に近い)

という数字になっており、前年比30~50%で成長しています。

特に壁紙総量の7割を占める「住宅」においては、まさに

これからという感じです。

2014-02-13 12.49.20

 

これは、海外の壁紙デザインの一例です。

日本にデジタル壁紙が浸透しない理由の1つとして、

「面白くない既製品の壁紙しかない」という事が挙げられます。

しかし、海外の例を見ると

グラビア印刷で大量に生産された既製品の中から選ぶのではなく、

少ない㎡数でも対応可能なデジタルプリントが主流になりつつあります。

日本でも最近は、

賃貸マンションの、「選べる壁紙」で入居待ち100名という事例。

中古リノベーション物件で壁紙をお客様に選んでもらうサービスが大人気という事例。

まさに日本の住宅市場におけるデジタル壁紙の需要は・・・確実に来ています。

我々も、不動産管理会社様やオーナー様への空室対策サービスの一環として、
準備を進めているところです。

楽しみにしていてください。

図1

ちなみに下の写真もデジタルプリントです。
本物に見えますが、実は印刷です。

2014-02-13 12.42.572014-02-13 12.43.05

これは、糸を1本スキャンニングすると、その糸の色に合わせた
デザインパターンを自動で提案してくるソフトを使用しています。
その中からお気に入りのデザインを選んで壁紙としてプリントする事ができます。
「プリント技術」「周辺機器の進化」「新素材の開発」と
消費者の「カスタマイズ思考」が

新しい市場を作り上げていきます。

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