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2025.04.02
ステンレスは、私たちの生活に密接に関わっている金属素材のひとつです。家庭の中のキッチン用品から、ビルや設備の外装、産業機器、そして看板や銘板などの印刷物にまで幅広く使用されています。
しかし、「ステンレスとはどんな金属なのか?」「どんな特徴があるのか?」と聞かれると、意外と明確に答えられない方も多いかもしれません。本記事では、ステンレスの基本的な性質から具体的な使用例、さらには代替素材や印刷方法まで、詳しくご紹介していきます。
目次
ステンレスとは、「さびにくい鋼(鉄)」を意味する合金です。鉄にクロムを10.5%以上加えることで、表面に「不動態皮膜」と呼ばれる薄い保護膜が形成され、これが酸化や腐食から素材を守る仕組みになっています。
ステンレスにはいくつかの種類がありますが、主に以下の3系統に分類されます。
ステンレスには、他の金属にはない独自の特徴がいくつかあります。以下に代表的な性質を挙げます。
これらの特徴により、ステンレスはさまざまな用途に適しており、機能性・耐久性・見た目のすべてをバランスよく兼ね備えた素材と言えます。
ステンレスはその特性を活かして、さまざまな分野で活躍しています。ここでは用途を2つの視点から紹介します。
ステンレスは、その高い耐久性と美しい質感から、各種表示板や案内物への印刷素材としても多く採用されています。屋外環境に強く、長期間劣化しにくいため、公共性の高い施設や業務用の掲示物に適しており、印刷内容の視認性や信頼感を重視するシーンで特に重宝されています。
ステンレスは高性能な金属ですが、その分コストも高めです。そのため、使用目的や予算に応じて他の素材が選ばれるケースも少なくありません。
特に印刷物や看板製作においては、次のような代替素材がよく使用されています。
用途に応じて最適な素材を選定することで、コストと性能のバランスを取りながら効果的な掲示物を製作できます。
上記でご紹介したアルミ複合板については、他にもご紹介記事がございますので、こちらもぜひご覧ください。
>>アルポリとは?万能素材を徹底解説!
>>アルミ複合板に直接印刷する方法
ステンレスについて詳しくご紹介してまいりましたが、ステンレスに印刷を施すにはどのような方法があるのでしょうか。この章では、ステンレスに印刷可能な代表的な3つの印刷方法をご紹介し、それぞれの違いや特徴などを詳しく解説します。
シルクスクリーン印刷は、インクを版のメッシュ(スクリーン)を通して素材に転写する印刷方法です。あらかじめ製版を行い、必要な箇所にだけインクが通るように調整されたスクリーンを使って、ゴム製のスキージ(ヘラ)でインクを押し出します。金属への印刷には、専用のインクと下処理を行うことで、ステンレス表面にも密着性の高い仕上がりを実現できます。
メリット:他の印刷方法に比べて、インクの膜厚をしっかり確保できるため、色が鮮やかで視認性が高い仕上がりになります。また、耐候性・耐水性にも優れており、雨風や紫外線にさらされる屋外看板や銘板などに最適です。大量ロットにも対応しやすく、同じ版を使って効率的に印刷できるため、枚数が多い場合はコストパフォーマンスも高くなります。
デメリット:一方で、写真や複雑なグラデーションの表現には不向きで、色ごとに製版が必要となるため多色印刷には手間がかかります。デザインの自由度はある程度制限される点と、小ロットでは製版コストが割高になる点に注意が必要です。また、印刷後の乾燥や硬化処理に時間がかかる場合があります。
シルク印刷については以下ページもご覧ください。印刷工程を写真付きでご紹介しています。
>>シルク印刷について
UVインクジェット印刷は、インクを直接素材に吹き付けながら、同時に紫外線(UV)を照射して瞬時に硬化させる印刷方式です。紙やプラスチックだけでなく、ステンレスのような金属にも対応可能なため、幅広い素材にフルカラーでダイレクト印刷ができます。製版が不要なため、1枚からでも効率よく製作できるのが特徴です。
メリット:最も大きな利点は、写真やグラデーションを含む細かいデザインをそのまま再現できることです。カラーバリエーションも豊富で、ロゴやイラストを正確に印刷する必要があるプレートや案内板に向いています。製版工程がないため、試作品や小ロット印刷にもスピーディーに対応でき、納期短縮にもつながります。
デメリット:一方で、インクの定着力が素材や表面処理の状態によって左右されるため、屋外で使用する際はトップコートや保護フィルムによる補強が推奨されます。インクの膜厚が薄いため、長期的に見ると摩耗やキズに弱いケースもあります。また、素材によっては表面処理を事前に行わないと印刷がはがれやすくなることもあるため、事前確認が重要です。
レーザー彫刻は、レーザー光をステンレスの表面に照射して熱を加え、表面を物理的に焼き付ける、あるいは削ることで図柄や文字を表現する加工方法です。彫刻の深さや焦げ具合によって印字の濃淡を調整でき、インクを使わずに加工が行えるため、非常に高い耐久性を持ちます。工業製品や設備の識別表示など、機能性が重視される場面に適しています。
メリット:印刷面が摩耗や劣化に極めて強く、長期間にわたって視認性を維持できます。雨や紫外線、化学薬品にも影響されにくいため、過酷な環境下での使用に非常に適しています。印刷というより「刻印」に近いため、製品番号やバーコードなどの機械読み取り用情報にも利用されます。
デメリット:色の再現性がなく、基本的には素材本来の色合い(黒・茶・白っぽい変色)だけで表現されるため、カラフルなロゴやイラストには対応できません。デザイン性よりも耐久性や識別性を優先する場面に限られる傾向があります。また、加工にはレーザー設備が必要で、加工範囲や解像度にも制限があります。
以下の表では、シルクスクリーン印刷・UVインクジェット印刷・レーザー彫刻の特徴や適性を比較しています。用途や印刷内容、設置環境に応じて最適な手法を選ぶ参考にしてください。
印刷方法 | 主な特徴 | カラー表現 | 耐久性 | 向いている用途 |
---|---|---|---|---|
シルクスクリーン印刷 | インクを厚くのせるため発色が良く、耐候性・耐摩耗性に優れる。大量印刷にも対応。 | 単色~特色まで対応(グラデーションは不可) | ◎(屋外でも長期使用可能) | 屋外看板、管理銘板、表示プレート、大ロット製作 |
UVインクジェット印刷 | フルカラー印刷が可能で、写真やグラデーションの再現性が高い。製版不要。 | フルカラー(写真・グラデ対応) | ○(保護コート推奨) | 案内板、室内表示、小ロット製品、試作 |
レーザー彫刻 | インク不使用で高耐久。刻印として文字や番号などの識別に最適。 | 不可(素材色の濃淡のみ) | ◎(摩耗・薬品・屋外に強い) | 機械銘板、設備ラベル、識別タグ、工業用プレート |
当社では、ステンレス素材にシルクスクリーン印刷を施した看板や銘板などの製作を多数行っています。この章では、実際に製作した事例をご紹介しています。
屋外設置に耐えうる耐久性と、落ち着きのある仕上がりをぜひご覧ください。
ステンレスにシルク印刷を施した銘板の製作事例です。こちらの看板は、チャコールグレー1色で印刷しています。レーザー彫刻ではインクを使用しないため、素材の色だけで文字などを表現しなければなりませんが、シルク印刷であれば写真のようにカラーを選んで印刷が可能です。発色が良い為、視認性の高い銘板に仕上げることができます。
こちらもステンレスにシルク印刷を施した銘板の製作事例です。こちらは、主に不動産会社様が自社管理物件に設置する管理看板です。このように屋外で常設する場合は、耐候性・耐水性に優れたシルク印刷が最適です。ただ、小ロットの場合はコストが高くなってしまうため、まとまった数量や大ロットをご希望の場合におすすめです。
銘板印刷については他にもご紹介記事がございますので、併せてご覧ください。
>>銘板印刷には、シルクスクリーン印刷!【屋外使用に最適】
ステンレスは、その優れた耐食性や耐久性、洗練された見た目など、多くの魅力を兼ね備えた金属素材です。キッチン用品や建築部材から、屋外看板や銘板といった表示物にまで幅広く活用されており、まさに私たちの生活に欠かせない存在となっています。
一方で、使用目的や予算、設置場所によっては、アルミ複合板やアルミ板、樹脂板などの素材が選ばれるケースもあります。各素材の特徴を正しく理解したうえで、最適な選択をすることが重要です。
また、ステンレスに印刷を施す際には、シルクスクリーン印刷、UVインクジェット印刷、レーザー彫刻といった方法があり、それぞれに適した用途があります。印刷の仕上がりや耐久性は、選ぶ方法によって大きく異なりますので、用途やご希望の表現に応じた方法を検討しましょう。
当サイトでは、ステンレス素材へのシルク印刷をはじめとする各種印刷方法に対応しており、多数の製作実績がございます。看板や銘板など、ステンレスへの印刷をご検討中の方は、お気軽にご相談・お見積りをご依頼ください。
製作事例は以下ページよりご覧いただけます。
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