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2025.02.28
目次
ナイロンは、ポリアミド系の合成繊維の一種であり、高い耐久性と撥水性を持つことで知られています。軽量でありながら強度が高く、摩擦や引っ張りにも強い特性を持つため、幅広い製品に使用されています。その特性から、衣類やバッグ、工業資材など多岐にわたるアイテムに採用されており、日常生活やビジネスシーン、アウトドア活動など、さまざまな場面で活用されています。
また、速乾性や耐候性にも優れていることから、スポーツウェアやレインコートなどの機能性アイテムにも適した素材です。
ナイロンは、その優れた耐久性や撥水性、軽量性を活かし、多くの製品に採用されています。私たちの身の回りには、ナイロンを使ったアイテムが数多く存在し、生活のあらゆるシーンで役立っています。以下に、代表的なナイロン製品を紹介します。
ナイロン製のバッグは軽量で耐久性が高く、アウトドアやスポーツ用途でよく使われます。撥水性があるため、雨の日でも中身を保護しやすい点が特徴です。さらに、旅行用のリュックやエコバッグなどにもナイロンが用いられ、折りたたんで収納しやすい点もメリットとされています。
ナイロンブルゾンは、作業服や防寒着として人気があります。特に風を通しにくい特性を活かし、ウィンドブレーカーやアウターとして活用されることが多いです。企業のユニフォームとしても採用されることが多く、ロゴや社名をプリントするケースも増えています。
イベントや工事現場のスタッフが着用する腕章にもナイロン素材が使用されます。軽くて丈夫なため、長時間装着しても負担になりにくいのが利点です。撥水加工が施されているものが多く、雨天時でも使用可能です。
ナイロンタオルは、軽量で乾きやすく、速乾性に優れた特性を持つため、入浴時やスポーツ後の汗拭き用として広く利用されています。特に、ナイロン製のボディタオルは適度な摩擦力があり、角質除去やスッキリとした洗い心地を求める方に人気です。
ナイロンストッキングは、薄くて伸縮性に優れ、肌にぴったりとフィットするため、ビジネスやフォーマルな場面で広く使用されています。シワになりにくく、美しいシルエットを保つのが特徴です。また、耐久性も高く、繰り返し使用できる点も魅力です。
ナイロン製のレインコートは、撥水性が高く、軽量で持ち運びやすいため、突然の雨にも対応しやすいアイテムです。コンパクトに折りたためるものも多く、通勤・通学用やアウトドアでの使用に適しています。
ナイロンは、スポーツウェアやアウトドア用品にも広く使われています。耐久性と防水性を兼ね備えているため、過酷な環境下でも使用できる素材として重宝されています。特に、登山用のウェアやテントなど、アウトドアギアにも頻繁に採用されています。
このように、ナイロンは幅広い用途に対応できる便利な素材であり、私たちの生活のさまざまな場面で活用されています。
ナイロンにプリントを施す際には、適切な方法を選ぶことが重要です。ナイロンは撥水性が高く、一般的なプリント方法ではインクが定着しにくいことがあります。ここでは、ナイロンにプリントする際のポイントと、それぞれの印刷方法について解説します。
ナイロンの表面は滑らかで撥水加工が施されている場合が多いため、インクが浸透しにくいという課題があります。特に、通常の水性インクでは密着が悪く、印刷後にインクが剥がれやすくなることがあります。さらに、ナイロンは熱にも弱いため、高温を使用するプリント方法では変形や縮みが発生する可能性があるため、慎重な温度管理が求められます。
また、ナイロンの種類によってもプリントのしやすさが異なります。例えば、コーティングが施されたナイロンはインクの密着がさらに難しくなるため、事前に適切な下処理を行う必要があります。このように、ナイロンにプリントする際には、素材の特性を十分に理解し、適切な手法を選択することが重要です。
インクジェットプリントは、微細なインクの粒子を吹き付けて印刷する方式ですが、ナイロンには適していません。
また、発色にも課題があり、ナイロンにインクジェットプリントを施すと、色が沈みやすく、期待した仕上がりにならないこともあります。そのため、ナイロンへの印刷には、より密着性の高い印刷方法を選択することが求められます。
熱転写プリントは、専用の転写シートにデザインを印刷し、高温で圧着することでナイロン生地に転写する方法です。
熱転写プリントは、デザインの再現性が高くフルカラー印刷にも対応できますが、ナイロン素材によっては熱による変形のリスクがあるため、適用には注意が必要です。特に耐久性が求められる用途では、シルクスクリーン印刷のほうが適している場合が多いです。
シルクスクリーン印刷は、版を使ってインクを押し込み、生地にしっかりと定着させる方式で、ナイロンへのプリントに適しています。
さらに、シルクスクリーン印刷では、特定のカラーを正確に再現できるため、ブランドロゴや細かいデザインもクリアに表現できます。特に、企業ロゴやイベント用のプリント製品では、鮮明な印刷が求められるため、シルクスクリーン印刷が最適な選択肢となります。
また、大量生産にも向いており、同じデザインを高品質で繰り返し印刷できるため、コストパフォーマンスも良いのが特徴です。耐久性と品質を重視する場合には、ナイロンへのプリントにはシルクスクリーン印刷が最も適した方法といえるでしょう。
シルク印刷について詳しく知りたい方は以下ページもご覧ください。
>>シルク印刷とは
ナイロンへのプリント方法にはいくつかの選択肢がありますが、それぞれ特徴や適した用途が異なります。以下の表では、代表的なプリント方法を比較し、どの方法がどの用途に適しているのかを分かりやすく整理しました。
印刷方法 | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
インクジェットプリント | インクを吹き付ける方式 | フルカラー印刷が可能 | ナイロンには定着しにくく、耐久性が低い |
シルクスクリーン印刷 | 版を使ってインクを押し込む | 耐久性が高く、発色が良い | 色ごとに版が必要で、少量生産には向かない |
熱転写プリント | シートに印刷して熱で転写 | デザインの再現性が高い | 熱に弱いナイロンでは変形リスクあり |
ナイロンは軽量で耐久性があり、撥水性にも優れた素材のため、さまざまなアイテムに活用されています。しかし、その特性からプリント加工が難しく、適切な方法を選ぶことが重要です。
ナイロンへのプリント方法には、インクジェットプリント、熱転写プリント、シルクスクリーン印刷があります。インクジェットプリントはフルカラー対応ですが、ナイロンには定着しにくく耐久性が低いため、実用性に欠ける場合があります。熱転写プリントはデザインの再現性が高いものの、ナイロンの種類によっては熱による変形のリスクがあるため注意が必要です。
一方、シルクスクリーン印刷は、ナイロン専用のインクを使用することで、撥水性のある生地にも高い密着性を発揮し、耐久性や発色の良さを両立できます。特に企業ロゴやイベント用品など、長期間の使用を想定したプリントには最適な方法といえるでしょう。
ナイロン製品へのプリントを検討されている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。記事の中で紹介したシルク印刷は当サイトが得意としている印刷方法です。様々な素材への製作事例もございますので、事例写真もぜひご覧ください。
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