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シルク印刷のメリット・デメリットを徹底解説!

2024.08.23

シルク印刷とは?

シルク印刷は、布や紙、プラスチック、金属など、水と空気以外のさまざまな素材に印刷できる非常に汎用性の高い印刷方法です。スクリーンと呼ばれる網状の版を通してインクを押し出し、印刷対象にインクを転写する技術で、これにより、非常に鮮明で耐久性のある印刷が実現します。長い歴史を持ち、古くから広範囲に利用されてきたシルク印刷は、現代でもその価値を維持しています。

シルク印刷について、もっと詳しく知りたい方は以下ページをご覧ください。印刷工程を写真付きでご説明しています。
>>シルク印刷とは

シルク印刷のメリット

シルク印刷は、その独自の特性から、多くの印刷方法と比べてさまざまな利点を持っています。以下に、シルク印刷が選ばれる理由となる主要なメリットを紹介します。

高い耐久性と持続する美しさ

シルク印刷は、使用されるインクが非常に厚く、しっかりと定着するため、耐久性に優れています。これにより、屋外での使用や日常的な摩擦やこすれにも耐える印刷物が作成でき、長期間その美しさを保つことが可能です。特に看板や屋外広告など、過酷な環境で使用されるものに適しています。

鮮明な印刷品質

シルク印刷では、インクが厚く塗布されるため、非常に鮮明で鮮やかな仕上がりが得られます。特に、単色や少数の色を使用するデザインにおいて、その発色の良さは他の印刷方法に比べて優れています。グラデーションやフルカラー印刷が必要な場合は別の印刷方法が求められますが、単色デザインの鮮明さはシルク印刷ならではの特長です。

幅広い素材への対応力

シルク印刷は、紙や布はもちろんのこと、プラスチックや金属、木材など、さまざまな素材に対応可能です。そのため、Tシャツやバッグ、ポスター、看板、パッケージなど、非常に幅広い用途で活用されています。多種多様な素材への適応力が、シルク印刷の強みです。

>>印刷可能な素材一覧はこちら

コストパフォーマンスの高さ

シルク印刷は、特に大量生産において、非常にコストパフォーマンスが高い印刷方法です。版を作成する初期コストはかかりますが、一度版を作ってしまえば、同じデザインを繰り返し印刷することが安価に行えます。そのため、企業のロゴや定番デザインの印刷には最適です。

シルク印刷のデメリット

どんな印刷方法にもメリットとデメリットが存在します。シルク印刷にも、その特性ゆえにいくつかの制約があります。ここでは、シルク印刷を選ぶ際に考慮すべきデメリットを見ていきます。

短納期には不向き

シルク印刷では、版を作成する工程が必要となるため、他の印刷方法に比べて印刷に時間がかかることがあります。そのため、短納期が求められる場合にはあまり適していません。

小ロットには不向き

シルク印刷は、大量生産において非常に効率的でコストパフォーマンスの高い方法ですが、小ロットの印刷には不向きです。これは、版を作成する初期コストがかかるため、少量の印刷物を作成する場合、1枚あたりのコストが高くなってしまうためです。そのため、少量生産やカスタムデザインが求められる場合には、他の印刷方法を検討する必要があります。

複雑なデザインには不向き

シルク印刷は、鮮明な単色デザインに優れていますが、細かいグラデーションやフルカラー印刷には適していません。複雑なデザインを再現するためには、他の印刷方法を検討する必要があります。

シルク印刷が選ばれる理由

シルク印刷は、その耐久性や品質の高さから、多くの場面で採用されています。ここでは、シルク印刷が他の印刷方法に比べて選ばれる理由を具体的な用途に基づいて説明します。

プロモーションアイテムやユニフォームへの適用

シルク印刷は、企業のプロモーションアイテムやユニフォームに最適です。例えば、企業のロゴやメッセージをプリントしたTシャツ、エプロン、バッグなどは、長期間にわたって鮮やかな発色を保つことができ、社員やお客様が日常的に使用することで、企業の認知度を高める効果があります。また、耐久性が高いため、長時間の使用や頻繁な洗濯にも耐えられるため、品質を保ったまま使用し続けることが可能です。

ノベルティや販促グッズでの活用例

企業のノベルティや販促グッズとして、シルク印刷を用いたTシャツやバッグ、文房具などが多く採用されています。耐久性が求められるこれらのグッズは、シルク印刷によって長く使用することができるため、長期間の企業のプロモーション効果が期待できます。

屋外広告・看板での使用事例

シルク印刷は、特に耐久性が求められる屋外広告や看板において、優れた性能を発揮します。紫外線や風雨にさらされる環境下でも、印刷の鮮明さと耐久性を維持することができるため、長期間にわたって使用される広告物に適しています。

シルク印刷のメリットを活かす場面

シルク印刷の特長を最大限に活かすためには、適切な用途やシーンでの活用が重要です。以下に、シルク印刷が最適な場面や状況を紹介します。

屋外使用の製品

シルク印刷の耐久性を考慮すると、屋外で長期間使用される製品に非常に適しています。看板や店舗の外装、車両のステッカーなど、過酷な条件下での使用が求められる場合にその真価を発揮します。

実際の製作事例 <誘導看板>

各種イベントを開催する際に、来場者のご案内に欠かせない誘導看板のシルク印刷製作事例をご紹介します。こちらの誘導看板の素材は、軽くて丈夫なプラダンを使用しています。(プラダンについて詳しくはこちら

誘導看板事例

長期的な使用が求められる場面

企業のロゴやブランドカラーを用いた製品では、色褪せや摩耗が発生しにくいシルク印刷が最適です。これにより、製品の寿命を延ばし、長期間使用することが可能となります。

実際の製作事例 <トートバッグ>

ノベルティなどに最適なトートバッグのシルク印刷製作事例をご紹介します。こちらのトートバッグの素材は、様々なシーンで利用できる布素材を使用しています。(布素材について詳しくはこちら

トートバッグ_シルク印刷事例

実際の製作事例 <Tシャツ>

チームやクラスTシャツ、会社のユニフォームなどによく活用されるTシャツのシルク印刷製作事例をご紹介します。フルカラーやグラデーションには不向きですが、鮮やかな発色の仕上がりになります。

Tシャツ_シルク印刷事例

高品質が求められる製品

シルク印刷の鮮やかな発色と耐久性は、高品質な製品の要件を満たすため、多くの製品で採用されています。特に、企業のブランディングに関わる製品や、高級感が求められる製品には最適です。

実際の製作事例 <管理看板>

マンションなどの壁面に取り付ける管理看板のシルク印刷製作事例をご紹介します。こちらの管理看板の素材は、熱や錆びに強いステンレス素材を使用しています。(ステンレス素材について詳しくはこちら

銘板_管理看板

シルク印刷のよくある質問

Q.色数によって値段は変わりますか?
A.シルク印刷の場合は1色ごとに版を準備する必要があるため1色増えるごとに単価が上がります。

Q.小ロットでの印刷はできますか?
A.小ロットでの印刷も可能です。ウェルカムボードや表札などオリジナルの1点物の印刷も可能です。

Q.納期はどのくらいですか?
A.数量や色数によって変動いたします。お気軽にご相談ください。

Q.写真のようなフルカラー印刷はできますか?
A.シルクスクリーン印刷でのフルカラー印刷はお受けできません。インクジェット出力での対応が可能な場合もございますので、詳しくはお問い合わせください。

Q.曲面への印刷はできますか?
A.印刷面は平面のみのご対応となります。

Q.印刷色の指定はできますか?
A.可能です。色見本をお送りいただくか、DICや日塗工等の色番号をご指示ください。

上記はよくある質問のほんの一部をご紹介しています。その他のよくある質問・回答については以下ページをご確認ください。
>>よくある質問一覧

シルク印刷の様子を動画でご紹介

当社工場で撮影したシルク印刷での商品製作の様子を動画でご紹介いたします。1969年の創業以来、継承し続けている職人の技が光る製作工程をぜひご覧ください。

募集看板製作の様子

不動産会社様からご発注いただいた募集看板の製作動画です。製版用フィルム出力~印刷まで、シルク印刷の工程もわかる内容となっております。

デニム生地印刷の様子

当社で運営している壁紙ブランドArmsの展示会ブース装飾用布としてデニム生地にシルク印刷をしている動画です。ロゴが鮮やかに印刷される様子がご覧いただけます。

契約書ファイル名入れ印刷の様子

不動産取引に使用する重要書類や売買契約書等を保管する契約書ファイルへ名入れ印刷をしている動画です。印刷工程をご紹介している中でも特に、インクの色調合シーンでは熟練の技術をご覧いただけます。

まとめ

シルク印刷は、耐久性に優れ、鮮やかな発色を長期間維持できる印刷方法です。水と空気以外の多様な素材に対応し、大量生産において高いコストパフォーマンスを発揮します。そのため、屋外での使用が求められる製品や、長期にわたる使用を前提とした製品に最適です。

また、企業のプロモーションアイテムやユニフォームなどにも広く利用されています。一方で、小ロットの生産には初期コストが影響し、不向きな場合もあります。しかし、その高い品質と信頼性が、多くの企業に選ばれる理由となっています。シルク印刷の特性を理解し、適切に活用することで、印刷物の効果を最大限に引き出すことが可能です。

本記事の中でも、よくある質問・回答をご紹介しておりますが、お客様の案件やご要望によって疑問点も変わってくるかと思います。ご不明点がありましたらお気軽にご相談ください。お見積依頼も随時承っております。

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