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  • 第2工場

    〒800-0064
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枡と升の違いとは?

2024.12.13

日常生活や文化的なシーンで「ます」と聞くと、「枡」と「升」のどちらを思い浮かべるでしょうか?実はこの二つ、同じ読み方でも異なる意味や使い方を持っています。この記事では、「枡」と「升」の違いを詳しく解説し、その使い分け方を紹介します。また、枡の魅力を活かしたシルク印刷の可能性についても触れていきます。ぜひ参考にしてください。

「枡」と「升」 それぞれの読み方

「枡」と「升」は、どちらも「ます」と読みますが、それぞれ異なる背景を持っています。

「升」の読み方と意味

「升」は古くから使われている漢字で、以下のような意味があります。

  • 容量を測るための基準単位としての意味。
  • 物を持ち上げる、上昇することを表す動きの象徴。
  • 伝統的な計量器として祭祀や文化的行事で用いられることがある。

音読みでは「しょう」、訓読みでは「ます」「のぼる」と読みます。また、「升」という字は、柄杓(ひしゃく)で物をすくい上げる形を象った象形文字が由来とされています。日本では「一升=約1.8リットル」として米や酒の計量に使われてきました。この単位は現在でも「一升瓶」や「升酒」といった形で日常生活に根付いています。

「枡」の読み方と意味

「枡」は日本で生まれた漢字で、「木製の計量容器」を意味します。以下のような特徴があります。

  • 主に計量道具として使用される木製の容器を指す。
  • 飲料や調味料の計量、盛り付け容器、贈答品としても使われる。
  • 音読みはなく、訓読みで「ます」と読む。
  • 「升」に「木」を組み合わせることで、容器としての意味を明確にするために作られた漢字。

計量容器としての「枡」は日本独自の文化を象徴しており、伝統行事や特別な場面でも使用されています。

枡と升の違いとは?

「枡」と「升」の大きな違いは、その用途と成り立ちにあります。

  • 升の特徴
    「升」は中国から伝わった漢字で、容量の単位を表します。1升、2升など、計量単位として今でも使われています。また、容器としても使われますが、「枡」ほど用途は限定されていません。
  • 枡の特徴
    「枡」は主に木製の容器を指します。計量道具として使われるほか、現代ではイベントや記念品としても広く活用されています。「升」に比べて用途が特化しているため、文脈によって書き分けられることが一般的です。

一合枡

枡と升の使い分け方

「枡」と「升」は、用途や文脈に応じて使い分けられます。それぞれの特徴に基づいた使い分け方を見てみましょう。

  • 計量容器としての「枡」
    木製の容器や計量道具を指す場合には「枡」を使います。たとえば、「一合枡」「木枡」のように、特定の容器として使われる場合です。特に、木製の計量道具を強調したい場合には「枡」を使うのが一般的です。
  • 容量や単位としての「升」
    容量を表す単位や、より広い意味で「ます」を表現する場合は「升」が使われます。たとえば、「一升瓶」や「升酒」のように、単位としての役割が強い場合には「升」が用いられます。

このように、「枡」は主に木製の容器を指し、「升」は単位や広義の「ます」を表現する際に使用されます。どちらも日本の文化や生活に深く根付いた言葉であり、それぞれの特徴を活かして適切に使い分けることが大切です。

枡の種類と用途

「枡」と「升」は計量や容器として日本の文化に深く関わっていますが、特に「枡」は木製の容器として発展してきました。この章では、現代で見られる枡の種類と用途について詳しく見ていきましょう。

  • 木枡(伝統的な枡)
    一升枡や一合枡など、主に計量容器として使われるもの。飲料や調味料、イベントの演出としても利用されます。木の質感と香りが特徴で、伝統的な用途だけでなく贈り物としても人気です。
  • プラスチック製枡
    軽量で扱いやすく、大量生産が可能なプラスチック製の枡。食品産業やイベント用の枡として広く使用されています。特に衛生面や耐久性が求められる場面で活躍します。
  • 装飾枡(記念品や贈答品としての枡)
    特別なイベントや販促品として、デザイン性を重視した枡。結婚式や周年記念で用いられることが多く、名入れやロゴを印刷することで個性的なアイテムに仕上がります。

「升」から派生した「枡」は、その用途が広がり、現代の生活や文化の中でも重要な役割を果たしています。用途に応じた素材やデザインを選ぶことで、より多彩な場面で活用することができます。

一合枡

シルク印刷が広げる枡の可能性

「枡」は伝統的な計量道具として知られていますが、現代ではその用途が大きく広がり、記念品やプロモーションアイテムとしても注目されています。この枡の魅力をさらに引き出す手段として、「シルク印刷」が重要な役割を果たしています。

シルク印刷が可能な枡の素材

シルク印刷は、木製やプラスチック製など、さまざまな素材に対応できる印刷技術です。以下は枡に使われる主な素材と、シルク印刷の相性についての特徴です。

  • 木製枡:伝統的な素材で、木の温かみとシルク印刷の鮮やかな発色がよく調和します。祝い事や贈り物として人気です。
  • プラスチック製枡:軽量で丈夫なため、イベントや大量配布向けのプロモーションアイテムに最適。印刷面が滑らかなので、デザインの再現性も高いです。

枡へのシルク印刷については、こちらのページでもご紹介しています。

シルク印刷のメリット

シルク印刷には、枡の魅力を引き出す以下のようなメリットがあります。

  • 高発色:インクがしっかりと乗るため、鮮やかで美しい仕上がりが得られます。
  • 耐久性:印刷面が耐水性・耐摩耗性に優れ、長期間使用してもデザインが劣化しにくいです。
  • デザインの特長:シンプルなロゴや文字を鮮明に表現できます。また、カラフルなデザインも対応可能ですが、色数が限られるため複雑なデザインの場合は事前に確認が必要です。

シルク印刷の詳細やメリットについては、以下の記事でも詳しくご紹介しています。こちらもぜひご確認ください。
>>シルク印刷とは
>>シルク印刷のメリット・デメリットを徹底解説!

シルク印刷枡が使われるシーン

シルク印刷を施した枡は、以下のようなシーンで活用されています。

  • 地酒イベントでの試飲用枡として、ブランド名を印刷。
  • 企業の周年記念品として、ロゴや感謝のメッセージを入れた枡を配布。
  • 結婚式の引き出物として、カップルの名前や日付を入れた特注枡。

シルク印刷を施した枡のおすすめ利用シーンはこちらのページでも写真付きでご紹介しています。ぜひ参考にされてください。

一合枡のシルク印刷事例

一合枡に当サイトで得意としているシルク印刷を施した製作事例をご紹介いたします。

落成記念用の一合枡

福岡県北九州市を拠点に工場を稼働させている当社ですが、新たに第二工場が完成した際にスタッフを集めて落成記念パーティーを行いました。その際、スタッフ一人一人に落成を記念した一合枡を配布することとなり、シルク印刷で製作いたしました。落成記念パーティー当日は、こちらの一合枡でスタッフ全員で乾杯をしており、思い入れのある一合枡となりました。

一合枡_シルク印刷事例

一合枡_シルク印刷事例

慶事用の一合枡

結婚式などの慶事にぴったりの「寿」の文字をシルクで印刷した製作事例です。ブラウンカラーの焼き印によって「寿」を印字した一合枡も数多く流通していますが、シルク印刷は柔軟にカラー選択ができるため、写真のようなゴールド・シルバーカラーでの印刷がおすすめです。

一合枡_寿 シルク印刷事例

一合枡_寿 シルク印刷事例

>>その他のシルク印刷事例はこちら

まとめ

「枡」と「升」は、どちらも「ます」と読む漢字であり、日本の文化や生活に深く根付いた存在です。それぞれ用途や意味が異なり、「升」は容量や単位として広く使われる一方、「枡」は主に木製の計量道具として実用性と美しさを兼ね備えたアイテムです。枡は日本独自の文化を象徴するものとして、伝統行事や日常のシーンで親しまれてきました。

現代では、枡はその実用性に加えてデザイン性の高さから、記念品やプロモーションアイテムとしても注目されています。シルク印刷を活用すれば、枡にロゴやメッセージ、デザインを施すことで、さらに価値を高めることが可能です。木製の自然な質感とシルク印刷の鮮やかな発色が組み合わさることで、特別感のあるオリジナルアイテムを作り上げることができます。異なる質感のプラスチック製枡の需要も増えています。

また、枡は結婚式や周年記念などの慶事、企業イベントや販促品としても活躍の場が広がっています。たとえば、地酒イベントでのブランド枡、結婚式での名入れ枡、企業ロゴ入りのノベルティ枡など、活用方法は多岐にわたります。これらは、受け取った人々に感動や思い出を提供する特別なアイテムとなります。

当サイトでは、シルク印刷を使ったオリジナル枡の製作を承っております。枡の素材やデザインに関するご相談から、印刷方法の提案まで、専門スタッフが丁寧に対応いたします。ぜひお気軽にお問い合わせいただき、あなただけのオリジナル枡を形にしてみてください。