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2024.11.08
目次
アクリルは、透明性が高く、加工しやすい合成樹脂の一種で、軽量で割れにくいという特徴を持っています。この特性から、ガラスの代用品として幅広い分野で利用され、安全性が求められる場面で特に重宝されています。また、アクリルは耐衝撃性に優れ、屋内外問わず使用が可能なため、ディスプレイやインテリアにも適しています。
アクリルは、その透明度と強度から多岐にわたる用途で利用されています。例えば、博物館や美術館の展示ケース、店舗のショーケース、広告用のディスプレイボード、案内板など、視認性が高く割れにくい素材が求められる場面で広く使われています。
また、水族館の大型水槽や建築物のガラス代わり、学校や病院のパーテーションなど、衝撃への強さと安全性が求められる環境でも採用されています。さらに、住宅やオフィスのインテリア用途では、テーブルトップや仕切り、照明カバーなどで使用され、軽量で持ち運びやすい点が評価されています。屋外広告や看板などにも適しており、長期間の使用にも耐えることができます。
ガラスは、硬度が高く、耐熱性や透明性に優れたケイ酸塩の化合物です。表面が硬いため傷がつきにくく、変色や劣化が起こりにくいため、長期的に安定した透明度を保ちます。そのため、ガラスは屋内外を問わず、窓ガラスやドア、家具などの製品に多く使用されています。また、ガラスは紫外線を遮る性能もあり、耐候性も高いため、さまざまな環境での使用が可能です。
ガラスは、主に建築資材や家具に用いられ、住宅やオフィスの窓ガラス、ドアパネル、テーブルトップ、ショーケースなどの透明性と耐久性が求められる場所で広く使われています。また、強化ガラスや複層ガラスなど、用途に応じて加工された製品もあり、耐久性や安全性が向上しています。
さらに、車のフロントガラスやサイドウィンドウ、公共施設の防火扉、鏡など、高い安全基準が求められる製品にも使用されています。ガラスは、照明器具やデザインパネルなど、インテリアの装飾品としても活躍し、その透明感や光の反射が空間を洗練されたものに演出します。さらに、理化学機器のビーカーや試験管といった、化学的安定性が必要な器具としても多用されています。
アクリルとガラスは、外見や透明度の面では似ているものの、性能や特性には重要な違いがいくつかあります。まず、アクリルは軽量で割れにくく、加工がしやすい点が特徴です。DIYやカスタマイズがしやすいため、さまざまな形状やデザインのアイテムに対応できます。さらにアクリルは高い衝撃吸収性を持ち、割れた際にもガラスよりも破片が飛び散りにくいため、安全性が特に求められる場面で使用されます。しかし、アクリルは傷がつきやすく、直射日光や高温に弱い性質があるため、長時間屋外での使用には向かない場合があります。
一方、ガラスはアクリルよりも硬度が高く、傷がつきにくいことが特徴です。ガラスの透明度は長期間保持されやすく、変色や曇りが少ないため、屋外の窓や店舗のショーケースなど、見た目の美しさが求められる用途に適しています。また、ガラスは不燃性で高温にも耐えるため、火気がある場所でも安心して使用できます。ただし、ガラスは割れやすく、破片が鋭利になるため、設置場所や使用方法に注意が必要です。重量もアクリルに比べて重いため、大型のガラスは設置や移動に手間がかかります。
価格面では、一般的にアクリルは加工性の高さや強度のためにガラスよりも高価な場合が多いですが、ガラスも強化ガラスなど特殊な加工が施されたものは価格が上がります。用途や目的に応じて、これらの特徴を考慮し、最適な素材を選ぶことが大切です。
ガラス色のアクリルは、透明なアクリルにガラスに近い青緑色の色味を加えたもので、見た目がガラスと非常に似ているため、インテリアや装飾品としてガラスの代替として使われることが多い素材です。ガラスと異なり軽量であるため、運搬や設置が容易で、大型の棚板やテーブル天板、店舗のディスプレイなど、広い範囲で活躍します。
また、ガラス色のアクリルは割れにくいという特徴があるため、店舗や展示会場など、人が多く集まる場面や破損リスクがある場所にも適しています。特に、子どもやペットのいる家庭では、ガラスの代わりに安全性が高いガラス色のアクリルがよく利用されます。一方で、ガラスと比べて表面に傷がつきやすく、高温や紫外線にさらされると劣化しやすい点には注意が必要です。
見た目はガラスのような透明感を持ちながらも、ガラスに比べて安価に加工できるため、コストパフォーマンスの面でもメリットがあります。こうした特徴により、ガラス色のアクリルはガラスの美しさを求めつつも安全性や軽量性を重視したいシーンに最適な素材といえるでしょう。
(こちらの写真はイメージです)
アクリルとガラスは、それぞれに異なる特徴を持つため、用途や設置場所に応じた使い分けが重要です。軽量で割れにくいアクリルは、安全性や加工性が求められる場面に適しており、特に頻繁に移動するものや、衝撃に弱い場所での使用に向いています。
一方、硬度や耐久性、耐熱性に優れたガラスは、長期間の使用や見た目の美しさが重視される場所で活躍します。以下に、アクリルとガラスそれぞれの最適な利用シーンについて詳しく解説します。
アクリルとガラスは見た目こそ似ていますが、製造工程には大きな違いがあり、それぞれ独自の特性を生み出しています。アクリルはメタクリル酸メチルという液状の樹脂を主原料としており、これを成形した後、加熱して硬化させることで様々な形状に加工されます。熱可塑性があるため、一度成形された後でも再加熱することで柔軟に加工が可能で、複雑なデザインや大きなサイズにも対応できるのが特徴です。また、アクリルは型に流し込む「キャスト法」と、連続的に押し出す「押出法」の2種類の製造方法があり、用途に応じて使い分けられています。
一方でガラスは、ケイ砂(シリカ)や炭酸ナトリウム、石灰石などの鉱物を原料として、高温で溶かしてから成形します。ガラスの製造工程では、温度管理が非常に重要で、冷却時には特に慎重な温度調整が必要です。強化ガラスの場合は、成形後に再度加熱し、急冷することで強度を高める工程が加わります。ガラスは一度成形すると再加工が難しく、加工には専用の技術が求められるため、耐久性と透明度を保つシンプルな形状が主流です。
このように、アクリルは柔軟で加工しやすいのに対し、ガラスは強度と耐久性に優れた素材となり、それぞれの製造工程が異なる特性を生み出しています。
アクリルとガラスは、それぞれの特性に合わせた適切なメンテナンスが求められます。アクリルは傷がつきやすく溶剤に弱い一方で、ガラスは耐久性が高く簡単なクリーニングで清潔さを保つことが可能です。日常的なお手入れ方法を押さえることで、どちらの素材も美しさと機能性を長期間維持できます。それぞれの素材に適したメンテナンス方法を以下にご紹介します。
当サイトで得意としているシルク印刷は、アクリル・ガラスどちらも印刷可能です。事例を少しだけご紹介します。
アクリル板にシルク印刷で社名を印字したプレートの製作事例です。アクリルの特長である「優れた耐候性」を活かし、屋外での設置にも適したプレートとなっています。
北九州にある当社工場のドアガラスに、当社で運営している壁紙プリント事業Armsのロゴをシルク印刷にて印刷した事例です。こちらの事例については、当社代表のブログでもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
>>事例詳細はこちら
アクリルとガラスは、見た目の透明度は似ているものの、各素材の特性や用途に応じた使い分けが必要です。アクリルは軽量で割れにくく、加工がしやすいという特徴があり、特に安全性や柔軟な加工が求められる場面で幅広く活用されています。一方、ガラスは高い耐久性と耐熱性、優れた美しさを持ち、長期間の使用や洗練されたデザインが必要な場面に適しています。
メンテナンスの方法や製造工程にも違いがあるため、それぞれの素材に応じた管理を行うことで、より長く美しさを保つことが可能です。また、シルク印刷によるアクリルやガラス製品の装飾は、個性的で実用的な仕上がりを提供します。アクリル板への印刷方法については、以下のコラムでもご紹介しています。こちらもぜひご覧ください。
>>アクリル板に印刷する方法