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布にシルクスクリーン印刷はできる?

2024.11.19

布にシルクスクリーン印刷はできる?

布生地へのシルクスクリーン印刷は可能です。布素材はシルクスクリーン印刷に非常に適しており、特に綿やポリエステルのような吸水性のある生地がよく使われます。ただし、フルカラーやグラデーション、非常に細かいデザインには不向きなため、デザイン内容や色数を考慮する必要があります。

布にシルクスクリーン印刷を行う際には、まず印刷するデザインを準備し、それを基に専用のスクリーン(版)を作成します。次に、スクリーンを布の上に設置し、スキージというヘラを使ってインクを布に転写します。印刷後はインクを乾燥させて定着させることで、耐久性の高い仕上がりを実現します。

シルク印刷の詳細については、以下ページもご覧ください。工程などを写真付きで解説しています。
>>シルク印刷とは

布素材

布にシルクスクリーン印刷するメリットとデメリット

シルクスクリーン印刷は、布素材に鮮やかなデザインを施せる一方で、使用する場面によっては制約もあります。ここでは、メリットとデメリットをそれぞれ詳しく解説します。

メリット

  • 鮮やかな色再現性
    シルクスクリーン印刷はインクを厚く乗せるため、発色が非常に良いのが特徴です。特に濃い色の布でも色がしっかりと映えます。
  • 高い耐久性
    印刷したデザインは洗濯や摩擦に強く、長期間鮮明な状態を保つことが可能です。
  • 大量生産に適している
    シルクスクリーン印刷は同じデザインを繰り返し印刷するのに適しており、大量生産の場合にコスト効率が良いです。
  • 多彩なインクの選択肢
    布の種類に応じて油性インクや水性インク、特殊インク(発泡インクやメタリックインクなど)を使用できるため、デザインの幅が広がります。

デメリット

  • 初期コストが高め
    版を作成する工程が必要なため、初期コストが他の印刷方法に比べて高くなることがあります。
  • 細かいデザインに限界がある
    極細のラインや小さな文字は、版の特性上、表現が難しい場合があります。
  • 対応できない素材もある
    布の種類や表面加工によっては、インクが定着しにくい場合があります。

シルク印刷のメリット・デメリットについては以下の記事でもご紹介しています。こちらもぜひご覧ください。
>>シルク印刷のメリット・デメリットを徹底解説!

シルク印刷_インク調合

どんな時に使う?

シルクスクリーン印刷を施した布アイテムは、実用性とデザイン性を兼ね備えた製品を求める場面で特に役立ちます。オリジナルデザインを持つアイテムは、個人の趣味や企業のブランド戦略、イベントのプロモーションなど、多様なシーンで活躍します。

Tシャツやユニフォーム

企業やイベントのスタッフユニフォーム、スポーツチームのTシャツなど、統一感を持たせたい場面でよく使われます。シルクスクリーン印刷の発色の良さを活かして、ロゴやチーム名、スローガンを印刷することで、視認性や一体感を高めることができます。また、個人のカジュアルウェアとしても人気で、オリジナルデザインのTシャツを作成することでファッション性を楽しむこともできます。

各種バッグ

トートバッグやエコバッグ、リュックサックなど、バッグ類はシルクスクリーン印刷を活かせる代表的なアイテムです。特に企業や団体がノベルティとして配布する場合、ロゴなどを大きく印刷することで宣伝効果が期待できます。エコバッグは環境配慮の観点からも人気があり、ブランドイメージを高めるアイテムとして最適です。

テーブルクロスや垂れ幕

展示会やイベントブースで使用されるテーブルクロスや垂れ幕は、企業ロゴやブランドメッセージを大きく印刷することで、ブース全体の視認性を向上させます。特に目立たせたいデザインや配色を使用することで、遠くからでも注目を集めることができます。

販促用タオル

タオルはスポーツイベントやキャンペーンの記念品、ノベルティとして人気があります。シルクスクリーン印刷を活用することで、カラフルで目立つデザインが可能です。また、実用的なアイテムであるため、もらった人に長期間使ってもらえるメリットもあります。

アウトドア用品

キャンプやピクニックで使うシートやポーチなど、アウトドア関連アイテムにもシルクスクリーン印刷は適しています。特に耐久性が求められるアイテムに適しており、屋外での使用にも十分耐えられる仕様に仕上がります。

【動画で見る】布へのシルク印刷

当社工場で撮影した布生地へのシルク印刷の様子を動画でご紹介します。ぜひご覧ください。

デニム生地にシルク印刷

当社で運営している壁紙ブランド「Arms」の展示会ブース装飾アイテムとしてデニム生地にシルク印刷をしている動画です。1色の手刷りで、黒いデニムにロゴが鮮明に印刷される様子がご覧いただけます。

Tシャツにシルク印刷

Tシャツ6色機でシルク印刷をしている様子がご覧いただけます。シルク印刷の特徴である鮮やかな発色がよくわかる動画です。

布生地のシルク印刷事例

動画でご紹介したデニム生地・Tシャツ以外の布生地へのシルク印刷事例を写真でご紹介します。

Tシャツのシルク印刷事例

スポーツクラブ、ジムのロゴなどを印刷したTシャツの製作事例です。チームメンバーやスタッフ数に応じて定期的に必要になるスタッフユニフォームなどは、初回にシルク印刷に用いる版を作っておけば、再度ご注文いただいた時に初回に作った版を繰り返し使うことができます。

バンクール様_Tシャツシルク印刷事例

バンクール様_Tシャツシルク印刷事例

バンクール様_Tシャツシルク印刷事例

バンクール様_Tシャツシルク印刷事例

Tシャツ_シルク印刷事例

トートバッグのシルク印刷事例

ベージュ系カラーのトートバッグにブルー、グリーンそれぞれ1色ずつでシルク印刷をした製作事例です。ノベルティにもおすすめです。

トートバッグ_シルク印刷事例

その他のシルク印刷事例は以下ページよりご覧ください。
>>印刷事例はこちら

シルクスクリーン印刷を長持ちさせるコツ

シルクスクリーン印刷を施した布製品は、適切なケアを行うことで長期間美しい状態を保つことができます。以下のポイントを参考にして、印刷面を保護しましょう。

  • 洗濯時は裏返して洗う
    洗濯機での摩擦や他の衣類との接触から印刷面を守るため、布製品は裏返して洗濯しましょう。また、ネットに入れることでさらなる保護が可能です。
  • 漂白剤や強力な洗剤を避ける
    漂白剤や刺激の強い洗剤は、インクの色落ちや劣化の原因になります。中性洗剤を使用し、優しく洗うことを心がけましょう。
  • 直射日光を避けて乾かす
    乾燥時には直射日光を避け、風通しの良い日陰で自然乾燥させるのがベストです。乾燥機の熱も印刷面を傷める可能性があるため、使用は控えましょう。
  • アイロンは低温で裏側からかける
    印刷面に直接アイロンをかけるとインクが溶けることがあります。必ず低温設定で、布を裏返した状態でアイロンをかけてください。

これらのケアを実践することで、シルクスクリーン印刷の美しさを長く楽しむことができます。特に販促品やオリジナルグッズの場合は、配布前にこれらの注意点を伝えることで、使用者の満足度も高まります。

まとめ

シルクスクリーン印刷は、布製品に個性を加え、鮮やかなデザインを表現するために非常に適した技術です。Tシャツやバッグ、販促用タオルなど、多種多様なアイテムに対応できることから、個人のオリジナルグッズ製作だけでなく、企業のプロモーションやイベントの記念品としても広く活用されています。

この印刷方法は、発色の良さや耐久性に優れている一方で、デザイン内容や色数を考慮する必要があります。また、適切なケアを行うことで、印刷の美しさを長期間保つことが可能です。

布素材への印刷を検討している方は、ぜひシルクスクリーン印刷を選択肢の一つとしてご検討ください。専門スタッフが用途やデザインに合わせた最適なご提案をいたします。ご不明点があれば、お気軽にお問い合わせください。
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